主に十日町市を中心に健康麻将(マージャン)の普及を目指して活動しています。

「仮説『麻雀は滅びる』」に思う3

人は完全デジタルにはできない

(以下をお読みになる前に
「仮説『麻雀は滅びる』に思う1」
「仮説『麻雀は滅びる』に思う2」
「仮説『麻雀は滅びる』に思う3」
ご覧ください)

管理人は以前、コラムで
『「配牌から終局までの手(打牌、仕掛け)は
 全て決まっている」というのが
 管理人のマージャン観。
 その”正着”を追い続けたとき
 全ての雀士の指し手はみんな同じであるべき』と
述べたことがあります。

いわゆるデジタル的な考え方で
その思いは今でも変わってはいません。

ですが
マージャンはしょせん「人がやること」なので
ミスや見落としは付き物です。

また、人はコンピューターと違い
感情を持っています。

このことが、人間の打ち方を
完全にデジタルにすることができなくしています。

このコラムを書くきっかけになった
なめとんさんのブログ
「仮説『麻雀は滅びる』」ですが
管理人としては
「人間は打ち筋を完全デジタルにできないので
 マージャンは滅びない」という立場です。


プロは強くて個性的であってほしい

これからマージャンAIが発達して
プロをしのぐ実力を身に付けたとします。

コンピューターは疲れないし、感情に流されないし
常に高い水準で「デジタルに」打つでしょう。

ですが、それを見たいかと言われれば
そうでもないと言うと思います。

今、市販されている将棋のソフトに
詰将棋を解かせたら
あっという間に解いてしまいます。

まぁ、確実に詰みがある局面では
コンピューターは想定可能な手を
しらみつぶしで調べてしまうので
当然と言えば当然。

これを人間がやるから面白いのであって
藤井聡太七段が実戦で出現した
40手以上の詰みを見つけた時に
「やっぱりプロはすごい」と
感動させられるのです。

マージャンは将棋と違い
養成機関があるわけではなく
将棋と比べて「プロとアマチュアの垣根が低い」と
言ってもよいかと思います。

管理人は2019シーズンから
本格的にMリーグを見始めた「にわか」ですが
Mリーグを戦うプロには
「自分にはこの発想はなかった」と
唸らせるようであってほしいと願っています。


おわりに

今まで
「デジタルこそ最強」
「デジタルでありたい」と思っていた管理人ですが

自分の打ち方がデジタルにはほど遠く
ロジカルであるかも怪しい
(ロジカルだがその根拠が間違っている)と
気付かされました。

自分の言いたいことは
おおかた書けたと思うので
この章はここで終わりたいと思いますが
後に気が付いたことがあれば
また続きを書くかもしれません。

ここまで読んでくださった方、
駄文にお付き合いいただき
ありがとうございました。





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