主に十日町市を中心に健康麻将(マージャン)の普及を目指して活動しています。

「仮説『麻雀は滅びる』」に思う2

「オカルト」と「デジタル」

(この記事をお読みになる前に
「仮説『麻雀は滅びる』に思う1」をご覧ください)

管理人は、
いわゆる「流れ」はないと考えるタイプです。

前局に放銃したからと言って、次の局の配牌や
ツモに影響を与えるわけではないと思いますし
逆もまたしかり、です。

流れや勢い、運が影響を与えるといった
考え方のことを、近年では
「アナログ」と呼ぶ傾向にありますが

厳密には
「論理的に説明できないもの=オカルト」
ですよね。

なめとんさんはブログ
「デジタルかオカルトか?」
「デジタルの対義語はアナログ、
 オカルトの対義語はロジカル」なのではないかと
疑問を呈しています。

うん。その通りだと思います。

管理人は今まで、この言葉を混同して
使用していました。


なめとんさんによる用語の「定義」

以下、なめとんさんのブログより引用します。

デジタル…常に同じ打牌。
     打ち方を数値化することができる。
アナログ…常にブレがある。
     場合によって打ち方が変わる。

デジタル=機械的、
アナログ=人間的と言い替えてもいいかもしれない。

ロジカル…論理的に説明できる。
オカルト…論理的に説明できない。

ネット麻雀の場合、対人情報が少ないため
ロジカルにならざるをえないかんじがします。

これを図で表してみます。


プロ雀士はみんなロジカルなのではないか

なるほどですね。
「デジタル」と「アナログ」、
「オカルト」と「ロジカル」の二軸性で
考えるのが適切ですね。

プロに
「なんであの局面であの牌を切ったのですか?」
と質問すれば、おそらく
「こういう意図を持ってこの牌を選んだ」と
答えてくれるはずです。

といった訳で、現代のプロ雀士は
みんなロジカルに打っているのだと思います。

っていうか、ロジカルに打つことのできないプロは
各団体内でよい成績も取れないでしょうし
タイトルを取ることもできないと思われます。

近年では相手の捨て牌から、特定の牌が山にある
「山読み」が常識的に使用されていますが

「他家の捨て牌から、あがり牌が山にある
 可能性が高い」と読むのがロジカルで
「自分のツモ筋にあるはず」などと考えるのは
オカルトです
(王牌にいる可能性もありますしね)。

そして、ロジカル思考を行う上では
情報収集能力(他家の捨て牌や仕草)や
その情報をまとめ、分析する力が求められ

その上で、
鳴く・鳴かない、相手の攻撃に押す・押さない
リーチをかける・かけないという判断を違えることで
プロは個性を出しているものと考えます。

Mリーガーなどは、先に挙げた図の「2」と「4」の
ロジカル(右側の端)にすごく近いところで
デジタル寄りだったり、アナログ寄りだったり
するのでしょう。





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