主に十日町市を中心に健康麻将(マージャン)の普及を目指して活動しています。

読みはアテにならない

藤井聡太七段の妙手

藤井聡太七段の快進撃が止まりません。

渡辺明二冠に挑戦している棋聖戦と並行して
王位戦でも木村一基王位にも挑戦しています。

そんな中、棋聖戦第二局で藤井七段が指した
「3一銀」が、将棋ファンの一部で
話題になっています。

AbemaTVの中継では将棋ソフトが
次の一手を予想するのですが
3一銀はソフトが提示した上位5つに
入っていなかった手でした。

ソフトが4億手読んでも発見できなかった3一銀。
しかし、6億手読ませると、突如として
最善手の候補にあがるとのこと。

このことから
「藤井七段の読みは4億手以上」と
言われたものでした。

ちなみに、最高スペックのPCが
6億手読むのに必要な時間は10秒。
家庭用のPCでも10分あれば読めるとのことです。


マージャンでの読みはアテにならない

将棋では読みの精度が成績に直結します。
では、マージャンにおいてはどうでしょう。

相手の待ち牌を一点で読んで止める。
それが可能であれば、リーチ者に対しても
どんどん危険な牌を通すことができます。

ですが、実戦で一点読みができる局面は
ほぼありません。

「どの牌が危険か」より
「どの牌が比較的安全か」という基準で
打牌を選択することが多いです。

では、危険牌を切る際に
捨て牌はまるで参考にならないのかというと
そうではなく

タンヤオ系であれば1・9・字牌が河に多くなり
一色手であれば他の2色が
捨てられることになります。

捨て牌に中張牌(数字の2~8牌)が多い時は
チートイツやトイトイなどを狙っている可能性が
高くなり

特にチートイツ狙いの人は
場に3枚切れている牌は持ちません。

ですが、相手の手役の”予想”はできても
”読み切る”ことは難しいです。

本当に読みを使うときには
相手の手出し・ツモ切りを覚えておき
なんでこの順番で切られているのかという
「観察力」と「推理力」が必要ですが

将棋と違って
読みはかなりアテにならない
あいまいな物です。


初めのうちは読みは不要

読みはアテにならない上に
3人分読まなければならないので
けっこう疲れます。

マージャンにおいては将棋ほど
読みは不可欠というものではありません。

とりあえずは
牌効率(最速のテンパイ手順)と
押し引き判断(相手の攻撃に対しての
押すかオリるかの判断)を
身に付けましょう。





コラム一覧にもどる
トップページへもどる

↑ ページのトップへ