主に十日町市を中心に健康麻将(マージャン)の普及を目指して活動しています。

マージャン戦術のアップデート

マージャン論が変化した

管理人がマージャンを覚えてから35年。
覚えたての頃は「強くなりたい」と
たくさんの本を買って読んだものでした。

1980年代当時は
「勘」「流れ」「リズム」などの
曖昧な言葉で語られていた戦術論。

管理人はそれらの本の内容を
まったく理解できないでいました。

そんな中で出会った一冊の本
「リーチ麻雀論改革派(1990年)」。
著者の天野晴夫氏はプロではないものの
小島武夫プロ、田村光昭プロや
桜井章一氏らの著書を批判し、
一般層にも理解できるセオリーを
書いた物でした。

管理人は大きな影響を受けました。

そして2004年、とつげき東北氏による
「科学する麻雀」が出版されます。

インターネット雀荘「東風荘」の
大勢のプレイヤーの雀譜から得られた
いま風に言えば「ビッグデータ」に基づく
統計学の本。

マージャンに初めて
統計学を取り入れた書籍として
革命的でした。


自分のマージャンをアップデートしよう

この「科学する麻雀」を機に
マージャンを数理的に研究する人が
多くあらわれ

インターネットマージャン・天鳳などの
ビッグデータを活用した
「ある牌がロン牌となる確率」や
それを基にした「押し引き」の研究が
具体的にされるようになりました。

もちろん、確率は確率です。
放銃率1%とされる牌でも
当たるときは当たります。
ですが、そのことを知っててその牌を切るのと
知らないで切るのでは
大きな実力差があります。

プロ雀士でYouTuberでもある
平澤元気さんの言葉を借りれば
「以前は強者が心の中で
 セオリーとして使っていたものが
 ネットやSNSによって言語化され
 トップ層の技術が初・中級者にも
 勉強しやすい環境になった」
と言えます。

マージャンは確かに運の要素が多いゲームです。
ですが、全てを「運」で片付けるのは
思考停止と言ってもよいでしょう。

パソコンでもアップデートが必要なように
マージャン戦術もアップデートさせて
快適なマージャンライフを過ごしましょう。





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