主に十日町市を中心に健康麻将(マージャン)の普及を目指して活動しています。

「そのカンはできません」

珍しい手牌に遭遇

先日、管理人が目撃した手牌です。

リーチ者の手牌

リーチをかけていたこの方は
5ピンをツモって「カン」宣言しました。
暗カンです。

後ろで見ていた管理人は
「いや、そのカンはできませんよ」と
申し上げました。

同卓していた方全員が
「えっ?なんで?」という反応。

リーチ後の暗カンができない例

リーチ後の暗カンができない有名な形として
次のような形があります。

リーチ後の暗カンが不可な形

待ちは二万五万・三万です。
一万を暗カンしても待ち牌がかわらないので
いっけん暗カンができそうに見えますが
一万を暗カンすることにより
1・2・3のメンツがなくなるので
ソーズ・ピンズ部分の形に関係なく
「メンツ構成が変わる」と見なされます。

管理人はこの形を
片山まさゆき氏のマンガ
「スーパーヅガン」で知りました。
けっこう有名な形なので
ご存知の方も多いかと思われます。

ではなぜ、図1の形で
リーチ後の暗カンができないのでしょう?

暗カンによりメンツ構成が変わる

図1の形のマンズ・ソーズの形を
図3のように変えてみました。

図1からの変化

5ピンの暗カンにより
5・6・7の三色が崩れてしまいます。

では、リーチ後に8ピンをツモった場合は
暗カンできるのか?

答えは「できません」です。

ピンズ部分以外の形にかかわらず
図2と同様に「メンツ構成が変わる」と
判断されます。
こちらのサイト に詳細な説明があります)

それにしても図1は、珍しい手格好です。
マージャン歴30年以上の管理人も
初めて見たような気がします
(見たけど忘れているのかも?)

改めて勉強する
いい機会となりました。





コラム一覧にもどる
トップページへもどる

↑ ページのトップへ